ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年1月13日_記事番号:T00087847
電線・ケーブル大手、華新麗華(ウォルシン・リーワ)は10日、インドネシア中部のスラウェシ島にステンレス原料のニッケル銑鉄(NPI)工場を設置することを董事会で決定した。2021年第3四半期の試験生産開始を予定する。年産能力はニッケル純分ベースで3万~3万6,000トンを見込む。11日付工商時報などが報じた。
台湾のステンレスメーカーがインドネシアにニッケル銑鉄工場を設置するのは初めて。華新麗華の焦佑倫董事長は、原料を確保し競争力強化につなげると説明した。総投資額は5億米ドルで、フル稼働後5年以内に回収できる見込みだ。
華新麗華は工場設置に向け、新会社「ウォルシン・ニッケル・インダストリアル・インドネシア」を設立する。新会社の資本金は1億米ドルで、うち華新麗華が半分の5,000万米ドルを出資する。残り半分はニュー・ホノ・インベストメントとパーラックス・インベストメントが出資する。
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