自転車最大手の巨大機械工業（ジャイアント・マニュファクチャリング）の2019年連結売上高は過去最高となり、２位の美利達工業（メリダ・インダストリー）は過去２番目の高水準だった。欧米での電動アシスト自転車の販売好調が理由だ。11日付工商時報が報じた。
ジャイアントの19年連結売上高は634億500万台湾元（約2,300億円）で前年比5.67％増、12月連結売上高は48億800万元で前年同月比6.93％増だった。欧州、米国、中国が好調だった。
メリダの19年連結売上高は280億2,400万元で前年比8.59％増、12月は24億1,300万元で前年同月比19.3％増だった。19年出荷台数は105万2,100台で前年比8.71％減少したが、平均単価は上昇した。うち台湾工場の19年出荷台数は81万9,200台で前年比13.19％減少したが、単価上昇により19年売上高は9.69％増の250億400万元で過去最高を更新した。
