ニュース 石油・化学 作成日:2020年1月13日_記事番号:T00087851
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が10日発表した2019年の純利益は1,271億6,200万台湾元(約4,660億円)で 前年比39.8%減少し、過去5年で最低となった。米中貿易戦争の影響で、石化製品のオファー価格が下落したためだ。11日付工商時報が報じた。
台プラ主要4社の今年の春節ボーナス(年終奨金)は4.94カ月分と慰労の紅包(お年玉)2万元だ(10日=中央社)
各社の19年純利益は▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、372億9,400万元(前年比24.7%減)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)、230億7,000万元(56.3%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、299億9,100万元(38.5%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、368億700万元(38.7%減)──だった。
主要4社の19年通年の売上高は1兆4,646億元で前年比15.8%減少した。
主要4社は今年の石化製品市場について、米中貿易交渉の第1段階の合意を受け回復に向かうと予想しつつも、変動要因が多く楽観はできないとの見方を示した。
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