ニュース 政治 作成日:2020年1月13日_記事番号:T00087853
総統選挙で蔡英文総統が再選を決めたことを受け、民進党の党規に従い、蔡総統は5月20日の2期目スタートと同時に同党主席を兼務する見通しだ。13日付蘋果日報が伝えた。
民進党は2002年の党規を改正し、総統が民進党員である場合、就任の日から党主席を兼務すると規定している。蔡総統も16年の就任と同時に党主席を兼務していたが、18年11月の統一地方選惨敗を受けて辞任。残る任期を卓栄泰現主席が引き継いでいた。
消息筋によれば、蔡総統は卓主席と総統選候補を選ぶ党内予備選挙の過程で摩擦があり、今回の選挙でも総統選は蔡氏の選対、立法委員選は党中央が主導し、歯車がかみ合わない部分があったとされる。このため、蔡総統の主席復帰は挙党体制の構築と派閥抗争の解消にはプラスに働くとみられる。
ただ、民進党は今回の立法委員選の比例代表の得票が総統選の得票を300万票余りも下回っており、党内からは改革の必要性を訴える声が上がっている。このため、秘書長以下の党幹部人事で改革色を打ち出せるかどうかが注目点となりそうだ。
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