ニュース 政治 作成日:2020年1月13日_記事番号:T00087857
病気療養で保釈されている陳水扁元総統が率い、急進的台湾独立を主張して11日の立法委員選挙に臨んだ「一辺一国行動党」は議席獲得が成らず、陳元総統は12日朝、政界引退を表明した。13日付蘋果日報が伝えた。
選挙活動期間中の陳氏(中)。比例代表の得票率は1.01%で、議席獲得に最低必要な5%に遠く及ばなかった(中央社)
陳元総統は収賄などで有罪判決を受けた後、自宅での病気療養を理由に保釈されている立場で、本来は政治活動ができない。選管に立法委員選への立候補資格を認められなかったが、これまで「台湾独立」の立場から政治的発言を繰り返し、側近らによる一辺一国行動党を通じた立法院進出を事実上指揮していた。
陳元総統は自分を新党の芽に水をやる「庭師」に例え、「心をこめて水をやったが、新しい木の芽を枯らしてしまった」とした上で、選挙結果について「眠れないほど反省している。もはや党の力にはなれず、台湾のために心と力をささげることもできないと考え、政界引退を宣言する」との声明を出した。
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