ニュース 電子 作成日:2020年1月14日_記事番号:T00087863
電子機器受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)は13日、タイ完全子会社QMBへの10億バーツ(約36億4,000万円)の追加出資を発表した。QMBへの累計出資額は20億バーツになる。市場観測によると、QMBが運営するタイ工場は昨年末に試験生産を開始したようだ。14日付経済日報が報じた。
クアンタは昨年10月に10億バーツでタイ子会社を設立すると表明。その後、11月に工場棟と土地の取得を発表していた。
観測によると、タイ工場では▽アップル▽HP▽グーグル──など向けのノートパソコン半製品、スマートスピーカーなどを生産しているようだ。ノートPC半製品は▽マザーボード▽プロセッサー▽ストレージ──などを組み込み、最終的に中国で筐体(きょうたい)を取り付けて完成させることで関税を最小限に抑える他、タイで産地偽装を行っていると米国に見なされることを回避するとされる。
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