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ランタンフェスティバル、今年は森がテーマ


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年1月14日_記事番号:T00087873

ランタンフェスティバル、今年は森がテーマ

 元宵節(旧暦1月15日、2020年は2月8日)ごろに行われる恒例の台湾灯会(台湾ランタンフェスティバル)は今年、18年に台中世界花卉博覧会(台中フローラ世界博覧会、台中花博)が行われた台中市后里区の后里馬場森林園区を会場に2月8日から23日まで開催される。従来、干支(えと)が多かった主役となるメインランタンは、今年は「森生守護-光之樹(森の生き物を守る-光の樹)」をテーマにした、15メートルを超える大木のデザインだ。14日付蘋果日報が報じた。

/date/2020/01/14/11lantern_2.jpgメインランタンは、著名芸術家の林舜龍氏(左2)がデザインした(13日=中央社)

 メインランタンの大木の幹の22本の光のベルトは台湾の各県市を、368個のつぼみは県市に所属する郷・鎮・市・区を、2,359枚のハート型の緑の葉は2,359万人の台湾市民を表す。8日午後7時に明かりがともされ、毎正時にランタンショーが行われる。

 林佳龍交通部長は、従来の伝統文化にハイテク技術を取り入れ「台湾灯会2.0」へとバージョンアップさせた他、花博の開催期間中に人気を集めた機械フラワー「聆聴花開的声音(サウンド・オブ・ブルーミング)」を再稼働させ、ランタンの「木」と「花」との対話が実現すると説明した。

 例年配布される手提げランタンは、今年の干支のネズミと昔話にちなみ「ネズミの嫁入り」をモチーフにした。