ニュース 電子 作成日:2020年1月15日_記事番号:T00087886
天風国際証券(TFインターナショナル・セキュリティーズ)の郭明錤アナリストの最新レポートによると、クアルコムが需要喚起のためミドルエンド向けの第5世代移動通信(5G)対応チップ「スナップドラゴン765」の販売価格を40米ドルへと約25~30%引き下げた。郭氏は、聯発科技(メディアテック)の5G対応ハイエンドチップ「天璣(Dimensity)1000」の60~70米ドルを大きく下回るため、メディアテックの主要顧客である中国の▽OPPO広東移動通信▽維沃移動通信(vivo)▽小米集団(シャオミ)──は、早ければ2月にも計2,000万~2,500万個分の発注先をクアルコムに切り替えるとの予測を示した。15日付自由時報が報じた。
郭アナリストは、クアルコムはローエンド向け5G対応チップの価格も引き下げ、値下げ戦略を下半期まで続ける見通しで、メディアテックが値下げで対抗すれば、メディアテックの5G対応チップの粗利益率は市場予測の40~50%を下回る30~35%以下になると予測した。
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