ニュース 石油・化学 作成日:2020年1月15日_記事番号:T00087896
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は14日、関税が高くても顧客が必要とする高付加価値製品に注力するなど、出荷構成比を見直す「騰籠換鳥」計画を推進すると表明した。洪福源副董事長は、これで中国メーカーの増産も怖くないと語った。15日付経済日報が報じた。
台湾プラスチックグループの王文淵(ウィリアム・ウォン)総裁(中)。洪副董事長(左)は、昨年は減収減益で、今年も米中貿易摩擦や中国メーカーの生産能力拡大が逆風となると語った(14日=中央社)
例えば、昨年のポリカーボネート(PC)相場は良くなかったが、台化は高付加価値のPC出荷構成比を24%まで高めており、2023年までに50%へと倍増させて利益を確保する。ポリプロピレン(PP)は医療器材や自動車の材料に使われる高付加価値製品で主に利益を出している。
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