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作成日：2007年6月1日_記事番号：T00000879
ＴＳMＣ、成熟技術への投資拡大
半導体大手の台湾積体電路製造（TSMC)の蔡力行総経理は５月31日、今年の企業戦略について、「先進技術偏重ではなく、0.18、0.15マイクロメートルなど成熟技術への投資を同時に拡大していきたい」と述べた。１日付経済日報が伝えた。
蔡総経理は「中国など新興市場で0.18マイクロメートル製品に対する需要が高い。現在中国での売り上げ比率が低いため、0.15～0.18マイクロメートルの成熟技術への投資拡大を決めた」と説明した。
また、新竹と台南科学園区の12インチウエハー工場の生産能力が年末までにそれぞれ７万枚に達し、第12工場（新竹）の第４、５期工事が今年下期に着工されるとの見通しを明らかにした。
