金融監督管理委員会（金管会）の統計によると、銀行、証券・先物取引、保険を合わせた金融業界の2019年税引き前利益は前年比21.7％増の6,341億台湾元（約２兆3,300億円）で、過去最高だった。15日付経済日報が報じた。
昨年の税引き前利益は▽銀行業、4,071億元（前年比7.8％増）▽証券・先物取引業、565億元（21.5％増）▽保険業、1,705億元（75.8％増）──で、いずれも過去最高だった。
台湾証券交易所（証券取引所）の加権指数は昨年末１万1,997.14ポイントで引け、過去29年の高値だった。昨年１年の上昇幅は23.33％と、過去10年で最も高かった。
金管会の顧立雄主任委員は20年金融政策の原則として▽オープンイノベーション▽ファイナンシャル・インクルージョン（金融包摂）▽国際化──を挙げた（14日＝中央社）
