ニュース 政治 作成日:2020年1月15日_記事番号:T00087907
柯文哲台北市長とチェコの首都プラハ市のズデニェク・フジブ市長は13日、プラハで姉妹都市協定を結んだ。プラハ市は台湾問題を巡る対立が原因で、2019年10月に北京市との姉妹都市協定を破棄したばかりだ。15日付聯合報が伝えた。
柯市長(左)とフジブ市長(右)。同日は両市の動物園の提携覚書(MOU)も交わされ、プラハ側にセンザンコウが贈られる(中央社)
柯市長は今回、11日間の欧州歴訪に合わせ、プラハを訪問し、姉妹都市協定を結んだ。フジブ市長は「双方は地理的には離れているが、民主主義の価値、人権、文化、自由の尊重で連携していく」と述べた。
今回の協定締結を受け、プラハと友好都市関係にあった上海市は14日、関係断絶を発表。「乱暴に中国の内政に干渉し、公然と一つの中国の原則に挑戦した」として、プラハ市の対応を批判した。
チェコではミロシュ・ゼマン大統領が中国との関係強化を重視しているが、フジブ市長は台湾に友好的で、これまでに何度も訪台し、中国が主張する「一つの中国」の原則にも公に反対姿勢を示していた。
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