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金仁宝集団、20年設備投資を拡大


ニュース 電子 作成日:2020年1月16日_記事番号:T00087916

金仁宝集団、20年設備投資を拡大

 金仁宝集団の許勝雄董事長は15日、2020年の設備投資額は前年より増え、売上高も伸びが持続するとの見通しを示した。19年売上高は380億台湾元(約1,400億円)だった。16日付経済日報が報じた。

 許董事長によると、今年は受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が桃園市平鎮区と観音区で工場を拡張する他、電源大手、康舒科技(アクベル・ポリテック)が新北市淡水区に12億元を投じて新工場を設立する。タイ法人、泰金宝科技(カルコンプ・エレクトロニクス・タイランド)はタイで20年末までに工場を12基へと3基増やす他、中国・湖南省岳陽で生産を拡大する。

 許董事長は、中国、タイ、フィリピンやポーランド、メキシコ、ブラジル、インドなど世界11カ国に工場55基を展開しているため、顧客の生産拠点分散と関税リスク低減に協力できると語った。