2019年のクレジットカードによる決済総額は前年比11.7％増の３兆2,200億台湾元（約11兆8,000億円）で、過去最高を記録した。16日付工商時報が報じた。
クレジットカード発行会社別の19年決済額は、国泰世華商業銀行（キャセイ・ユナイテッド・バンク）が前年比11％増の5,433億元で首位だった。生命保険会社、国泰人寿保険（キャセイ・ライフ・インシュアランス）の保険料支払いや、百貨店の周年慶（創業祭）セールでの消費が決済額の増加につながった。
２位の中国信託商業銀行（中信銀、ＣＴＢＣバンク）は前年比2.5％増の5,006億元で、初めて5,000億元を突破した。
３位以下は、▽玉山商業銀行（Ｅサン・コマーシャル・バンク）、4,273億元（前年比27％増）▽台新国際商業銀行（台新銀）、3,548億元（23％増）▽台北富邦商業銀行、2,686億元（21％増）▽シティバンク（花旗銀行）、2,269億元（2.9％減）──だった。
