ニュース 運輸 作成日:2020年1月16日_記事番号:T00087925
行政院環境保護署(環保署)は15日、環境影響評価審査委員会大会(環評大会)を開き、新北市淡水区などの淡水河沿いに建設が計画されている「淡水河北側沿河平面道路(淡北道路)」の建設計画を承認した。計画立案から24年目で環境影響評価手続きが完了し、今年末にも着工の運びとなった。完成は2023年の予定だ。16日付蘋果日報が伝えた。
淡海軽軌(ライトレール、LRT)との構造物共用区間などが高架となるのを除き、ほぼ全線が地上を走る片道2車線道路だ(新北市政府リリースより)
淡北道路は、新北市淡水区の淡金路・中正東路交差点から台北市北投区の立徳路・大度路交差点に至る総延長5.45キロメートルで、省道台2線の混雑緩和を目的に整備される。総工費は50億台湾元(約180億円)。
淡北道路は沿線にマングローブ保護区がある他、交通渋滞の解消効果に疑問を投げ掛ける声があり、これまで長年論議を呼んでいた。淡北道路計画は昨年3月に再度、環評大会での審議が開始され、その後通過に2回失敗したが、昨年8月の委員改選で淡北道路計画に反対していた複数の委員が留任しなかったため、今回の環評大会で通過が決まった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722