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第2世代ユーバイク、公館地区で試験運用開始


ニュース 運輸 作成日:2020年1月16日_記事番号:T00087928

第2世代ユーバイク、公館地区で試験運用開始

 公共レンタサイクル「YouBike(ユーバイク、微笑単車)」の第2世代規格設備の試験運用が台北市公館地区(中正区・大安区)で15日にスタートした。台湾大学内48カ所を含む計102カ所に新規格のステーション1,808基と自転車500台を配置。利用料金は旧規格と同じだが、4月15日までの試験運用中は最初の30分間を2台湾元(約7.3円)で利用できる。16日付聯合報が報じた。

/date/2020/01/16/13bike_2.jpg白のフレーム色の新型車両(左)。更新期間中や越境利用での混乱も予想される(15日=中央社)

 新規格では、第1世代規格でステーション側に設置されていた貸し出し装置が自転車側に変更され、悠遊カード(イージーカード)のタッチでの利用に加え、クレジットカードをひも付けたスマートフォンアプリで車体ディスプレイのQRコードを読み込んでの利用に対応する。ただ旧規格との互換性はなく、新型車両を旧型ステーションに返還することはできない。

 台北市政府交通局の陳学台局長は、試験運用の成果を見て、いかに市全域で更新を進めるかを決めると説明。5年内に市内の全設備を新規格に移行させる予定だ。なお、第1世代規格を採用する新北市からの越境利用者のため、境界付近では従来のステーションを維持し、乗り換えの便を図る方針だ。