ニュース 政治 作成日:2020年1月16日_記事番号:T00087930
呉敦義国民党主席は、15日開かれた同党中央常務委員会で、総統選での敗北と立法委員選で目標としていた過半数の60議席を獲得できなかった責任を取り、辞任した。3月7日に行われる主席補欠選挙まで、中央常務委員の林栄徳氏が代理を務める。16日付蘋果日報が報じた。
厳しい表情で国民党本部を後にする呉氏(左)。当初は代理主席として留任することを考えていたが、馬英九前総統の説得で取りやめたと伝えられている(15日=中央社)
呉氏は2018年の統一地方選を勝利に導いたものの、今年1月の総統・立法委員選では大敗で、引責辞任を余儀なくされた。統一地方選の勝利に大きな役割を果たした韓国瑜高雄市長を、就任から間もないにもかかわらず総統候補に押し上げ、陣営の分裂を招いた。また、親中国共産党的と目された呉斯懐・元陸軍中将らを比例名簿の上位に登載し、同党の劣勢を決定的なものにした。
中央常務委員会の始まる前、国民党本部の前では党改革を求める若手らが集まって「元老政治」の打破を訴え、本部に突入しようとして党職員ともみ合いになる光景も見られた。
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