ニュース 政治 作成日:2020年1月16日_記事番号:T00087931
中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は15日、台湾総統選で「1992年の共通認識(92共識)」を拒む民進党の蔡英文氏が再選を決めたことを受け、記者会見で談話を発表し、92共識の受け入れを迫るこれまでの姿勢を改めて強調した。16日付聯合報が伝えた。
馬報道官は「92共識は双方の規定(憲法)に基づいている」と述べ、解釈余地の拡大を再び許容する姿勢を示唆した(15日=中央社)
馬報道官は「一つの中国の原則を体現する92共識を堅持することは、両岸(中台)関係の平和と安定に向けた揺るがない基礎だ。山を揺るがすことは容易でも、92共識を揺るがすことは難しい」と述べた上で、「台湾は台湾同胞を含む全中国人民の台湾であり、台湾の前途は全ての中国人民が共同で決定する」と強調した。
中国側の反応は予想された範囲内のものだったが、蘇貞昌行政院長は「他国のことを勝手に批評しないでもらいたい」と不快感を示した上で、「蔡総統の勝利は強い民意の支持を得ており、台湾人民が民主主義を守り、自由で民主的な生活を送りたいと考えていることが見て取れる。台湾の前途は台湾人民が決める」と強調した。
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