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梅と桜の同時花見スポット、南投県と台中市に出現


ニュース 社会 作成日:2020年1月17日_記事番号:T00087956

梅と桜の同時花見スポット、南投県と台中市に出現

 日本では梅の花は2~3月、桜の花は3~4月が見ごろというのが常識だが、台湾では今年、気候の影響で梅と桜の花見が同時に楽しめるスポットが出現している。

 南投県信義郷では現在、梅の花が見ごろを迎えているが、昨年12月中旬の大雨など最近の気象状況が原因で、ヤマザクラが例年よりも大幅に早く開花し始めている。

 これを受けて同自治体では16日早速、桜関連イベントをスタートさせ、平日にもかかわらず、4,000本以上の桜が植えられている草坪頭玉山観光茶園内を、時折カメラを構えながら散策する大勢の観光客の姿が見られた。

 信義郷の全志堅郷長によると、同地では今後、ソメイヨシノ、ヤエザクラ、さらに桃の花や梨の花など3月にかけて花見シーズンが続くという。

 また台中市和平区の馬崙山中に位置し、主に原住民タイヤル族が暮らす斯可巴集落周辺には梅の木とさまざまな品種の桜の木が1,000本近く植えられているが、ここでも梅の花に加え、既にヤマザクラが5割ほど開花しているそうだ。

 なお台南市楠西区の山間部にある梅の名所、その名も「梅嶺風景区」(西拉雅国家風景区内)では今年、例年になく開花が早く、既に最盛期を迎えており、同地区内の遊歩道沿いに並ぶ梅の木に花がほころび、遠くに見える山々を背景に絵のような美しい光景が広がっている。

 最盛期には梅の花で山全体に雪が積もったようになるという高雄市六亀区の名所、竹林休閒農業区でも今年は既に六分咲きとなっている。美しい風景で心を洗いたいという方はお早めに。