ニュース 電子 作成日:2020年1月20日_記事番号:T00087959
DRAM最大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)は、自主開発した10ナノメートル製造プロセス技術、およびDRAMとロジックICのヘテロ接合の研究開発(R&D)のために今年200人を新規採用することを決定した。研究開発の人員体制は約1,000人規模となり、現在より2割以上拡大する。20日付経済日報が報じた。
李培瑛総経理は、台湾積体電路製造(TSMC)による設備投資拡大と人材採用、中国企業の人材ヘッドハンティングのプレッシャーは小さくないと語りながらも、近年従業員の福利厚生を大幅に引き上げ、特にエリート人材は有利な条件で引き留めていると説明。生産効率や営業利益ではサムスン電子やSKハイニックスと大きな差はなく、優秀な人材を少なからず獲得できるとの見通しを示した。
李総経理はまた、同社の10ナノプロセス技術はメモリーセルの微細化段階に応じてA、B、Cの3段階があり、今年は「1A」を下半期に試験生産、「1B」は研究開発に着手して2022年までに試験生産、その後「1C」の開発に入ると説明した。
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