ニュース 電子 作成日:2020年1月20日_記事番号:T00087966
通信キャリア最大手、中華電信は18日、音楽ストリーミング配信サービスのKKBOXが台北小巨蛋(台北アリーナ)で開催した「第15回KKBOX風雲榜(ミュージック・アワード)」の授賞式典で、第5世代移動通信(5G)の低遅延などの特性、およびマルチアクセスエッジコンピューティング(MEC)技術を応用して、複数の場所をつなげた迫真性の高い「同時ライブ」を実現した。19日付経済日報が報じた。
観客はスマホを通じて、ステージ前を含む臨場感のある画像を選択することができる(18日=中央社)
中華電信は今回、佐臻の拡張現実(AR)グラス、研華(アドバンテック)のエンコーダー、智邦科技(アクトン・テクノロジー)のホワイトボックススイッチなどを導入。ロックグループの八三夭(ザ・ラスト・デイ・オブ・サマー)と玖壱壱(ナイン・ワン・ワン)がそれぞれ台北アリーナと台湾電視(台視、TTV)のスタジオで演奏し、中華電信は台北アリーナのステージ上に設置した透明発光ダイオード(LED)ディスプレイを使って、2グループがまるで同じステージで共演しているように演出した。また、スマートフォンを通じて、観衆が好みのポイントから高画質、時差なしで演奏の映像を見られるサービスも提供した。
同社は5G商用サービスの7月開始を視野に入れつつ、今後もイベント会場において5G技術を生かした新しい革新的なサービスの展開を計画している。
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