台湾４位のバイクメーカー、宏佳騰動力科技（ＡＥＯＮモーター）は17日、電動バイクの新型モデル「Ai－1 Comfort」と「Ai－1 Comfort+」を発売した。それぞれ７万9,800台湾元（約29万4,000円）、８万4,800元で、昨年８月発売の「Ai－1 Sport」より安い。中央や地方政府の買い替え補助金の適用で５万5,800元から購入できる。18日付経済日報などが報じた。
「Ai－1 Comfort+」は目的地までの距離や道路情報なども表示するスマート計器盤「CROXERA」を搭載する（17日＝中央社）
「Ai－1 Sport」は３カ月で4,000台売れ、年明けに一時品切れになるほど販売好調だった。睿能創意（Gogoro台湾）のバッテリー交換システム、パワード・バイ・ゴゴロ・ネットワーク（ＰＢＧＮ）を採用している。
鍾杰霖董事長は、今年の台湾での電動バイク販売台数は２倍以上と予測した。台湾と海外でのバイク販売比率は50対50（昨年35対65）と見込む。
