ニュース 商業・サービス 作成日:2020年1月20日_記事番号:T00087972
百貨店大手、遠東そごうの黄晴雯董事長は17日、昨年の売上高が前年並みの460億台湾元(約1,700億円)にとどまったことを明らかにした。新竹駅前館を閉店したことから売り上げが伸び悩んだ。今年は前年比2%の増収を見込む。ただ収益性は向上し、1株当たり純利益(EPS)は前年の3倍の1.5元に達し、過去20年で最高だった。18日付経済日報が伝えた。
特に台北市の東区商圏にある復興館、忠孝館、敦化館は合計で136億元を売り上げた。今年はこれら3店舗の改装を引き続き進める。復興館の1、2階には高級ブランドのグッチが出店を予定している。今後は台湾で南桃園、中国では重慶への出店を計画している。
現在は5店舗を展開する中国国内の「太平洋そごう」事業は赤字が縮小した。中国の百貨店市場は近年供給過剰となっており、年末には上海不夜城店を閉店する。黄董事長は「中国の最も苦しい3年は過ぎ去った」と語った。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722