ニュース その他分野 作成日:2020年1月21日_記事番号:T00088000
経済部統計処が20日発表した昨年12月の輸出受注総額は437億8,000万米ドルで、前年同月比0.9%増加し、14カ月ぶりに前年同月を上回った。第5世代移動通信(5G)関連の需要拡大や、従来型産業の主要製品の減少幅縮小が主因だ。21日付経済日報などが報じた。
半導体など電子製品の輸出受注額は121億8,000万米ドルで前年同月比4.7%増、情報通信製品は138億9,000万米ドルで0.4%増加した。液晶パネルなど光学器材は18億5,000万米ドルで8.8%減少した。
機械は17億7,000万米ドルで前年同月比5.1%増と、14カ月ぶりにプラス成長に転じた。米中貿易摩擦の緩和を受けて投資意欲が回復し、設備需要が増えた。
中国・香港向けプラス転換
中国・香港向けの輸出受注額は103億9,000万米ドルで前年同月比5.6%増加し、14カ月ぶりに前年同月を上回った。電子製品が18.7%増、機械が38.6%増だった。
その他は、▽米国、127億1,000万米ドル(前年同月比8.8%減)▽欧州、100億米ドル(15.8%増)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)、36億6,000万米ドル(4%増)▽日本、23億5,000万米ドル(9.4%減)──だった。
19年通年は5%減
昨年通年の輸出受注総額は4,845億6,000万米ドルで前年比5.3%減少した。
米中が貿易交渉の第1段階の合意文書に署名したことや、5G関連の需要高まりなどを受け、経済部は2020年第1四半期の輸出受注総額は前年同期を上回るとの見通しを示した。
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