ニュース 金融 作成日:2020年1月22日_記事番号:T00088025
中央銀行(中銀)の21日発表によると、政府系主要5行の▽台湾銀行(台銀)▽台湾土地銀行(LBOT)▽合作金庫商業銀行(TCB)▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)▽華南商業銀行──の2019年通年の住宅ローン新規融資額は5,925億5,300万台湾元(約2兆2,000億円)で、過去8年の最高を記録した。前年比成長率は19.92%で、過去13年で最高だった。昨年の不動産市場活発化を反映したものとみられる。22日付工商時報が報じた。
同5行の昨年12月の住宅ローン新規融資額は604億700万元で、前月比100億9,400万元の大幅増だった。中銀関係者は、第4四半期は住宅購入シーズンに当たる上、12月は新たな物件の竣工(しゅんこう)、引き渡しが相次いだため、融資額の増加につながったと分析した。
同5行の住宅ローン新規契約における昨年通年の平均金利は1.608%で、過去最低水準まで低下した。銀行が優良顧客の獲得を狙って1.6%の低金利を打ち出したことなどが要因だ。
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