ニュース 社会 作成日:2020年1月22日_記事番号:T00088028
台湾高等検察署(高検署)の21日発表によると、毒性が強い合成麻薬「PMMA」を混ぜたコーヒースティックを摂取したことで、昨年12月だけで17歳の少女を含む28人が中毒死した。高検署は「致死率は100%に近く、ドラッグではなく毒薬だ」として、疑わしいコーヒー飲料を絶対に飲まないように若者に呼び掛けている。22日付聯合報が伝えた。
PMMAなどの新種の合成麻薬による中毒死は昨年通年で84人で、うち34人がPMMAを摂取したケースだった。PMMAによる中毒死は10月に1人、11月に5人だったが12月に急増した。
PMMAは合成麻薬MDMAの代替物で、コーヒースティックに混ぜた形での流通が多い。摂取すると神経が興奮状態となり、幻覚が生じる。MDMAに比べて作用に時間がかかるため、1パックで効かないと感じて2~3パックを摂取し中毒死するケースが多いという。
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