経済部統計処が22日発表した12月の工業生産指数は、117.11ポイントで前月比2.87％上昇、前年同月比5.99％上昇し、過去最高を記録した。23日付工商時報などが報じた。
工業生産指数の９割以上を占める製造業生産指数は118.79ポイントで前月比3.04％上昇、前年同月比6.37％上昇し、過去最高だった。経済部は主因として、第５世代移動通信（５Ｇ）や高性能計算（ＨＰＣ）関連の需要が旺盛だったことを挙げた。
電子部品業は、前年同月比11.17％上昇の130.8ポイントと、過去最高だった。このうち半導体業は12.79％上昇、液晶パネルと部品業は7.9％下落した。
コンピューター・電子製品・光学製品業は前年同月比24.52％上昇し、１年３カ月連続で２桁成長を記録した。
自動車と部品業は前年同月比15.71％上昇した。上昇幅は過去２年10カ月で最大だった。
機械設備業は前年同月比11.39％下落したが、米中貿易摩擦の緩和などを受け、下落幅は過去８カ月で最も小さかった。
