ニュース 医薬 作成日:2020年2月5日_記事番号:T00088125
バイオ医薬品メーカー、基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)は3日、改正「特定医療技術検査検験医療儀器施行・使用管理弁法(特管弁法)」に基づく「GTP実験室細胞製備場(細胞工場)」が衛生福利部(衛福部)の認可を取得したと発表した。5日付経済日報が伝えた。
同社は義大医療財団法人義大医院(高雄市)と共同開発した「NK(ナチュラルキラー)細胞」によるがん治療法が早ければ第1四半期から売り上げに貢献すると見込んでいる。これまでにGTP実験室での免疫細胞、再生細胞の製造を認可された製薬会社の中で、NK細胞を製造するのは同社が初めてだ。
同社の細胞治療技術は、直腸がん、肺がん、乳がん、頭頸部(けいぶ)がん、前立腺がん、すい臓がんなどの第4ステージに使用される。NK細胞は患者の血液から生成され、1回の投与分は費用が約25万台湾元(約91万円)。一連の治療では5~6回の投与が必要となる。
同社は「GTP実験室での生産能力と提携先の先端ワクチンの培養能力で当面はがん患者の治療需要に十分対応できる」と説明した。
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