ニュース 商業・サービス 作成日:2020年2月5日_記事番号:T00088127
楽天グループ傘下で電子書籍事業を展開する「楽天Kobo」のマイケル・タンブリン最高経営責任者(CEO)はこのほど、台湾に中国語営運センターを設置し、この春より域内の出版社、小売業者と協力して香港、マカオ、マレーシアなど人口8,000万人を超える繁体字中国語市場に進出すると表明した。5日付工商時報が報じた。
楽天Koboは現在、150以上の国・地域で電子書籍を販売している。昨年の売上高構成比は、米国、欧州、アジア市場が3分の1ずつを占めた。このうち中国語市場の成長が最も早く、特に台湾での売上高は約2億台湾元(約7億3,000万円)と前年の2.5倍に増えた。電子書籍販売は2倍に、電子ブックリーダーの利用者数は2.7倍に増えた。
肺炎などの症状をもたらす新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、楽天Koboの台湾での春節(旧正月)連休中の電子書籍販売が前年同期の2倍以上に増加。これを契機として現在、業界最安となる全面35%割引セールを実施している。期間は9日まで。
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