ニュース 電子 作成日:2020年2月7日_記事番号:T00088167
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が6日発表した2019年の純損失は191億9,000万台湾元(約700億円)で、7年ぶりの赤字となった。彭双浪(ポール・ポン)董事長兼執行長は、テレビや携帯電話向けの需要縮小、自動車の販売減少に加え、中国の同業の生産能力拡大によりパネル価格が下落したためと説明した。7日付経済日報が報じた。
昨年の連結売上高は2,687億9,000万元で、前年比12.6%減だった。
彭董事長は今後について、サムスンディスプレイ(SDC)やLGディスプレイ(LGD)の液晶ディスプレイ(LCD)パネル生産減産により需給バランスが安定し、今年開催のサッカーの欧州選手権(ユーロ2020)と東京五輪など向けの電子製品の需要が高まると予測した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響については、中国の江蘇省蘇州市や昆山市、福建省アモイ市の生産拠点では春節(旧正月)中も稼働していたが、短期間で感染拡大が収束しなければ、サプライチェーンや物流への打撃となると述べた。
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