ニュース 電子 作成日:2020年2月10日_記事番号:T00088180
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)の蔡力行執行長は7日、第5世代移動通信(5G)対応チップの販売でシェア40%を目指すと表明した。8日付経済日報が報じた。
今年の5G対応スマートフォン出荷台数見通しについては、世界全体で1億7,000万台~2億台、うち中国が1億~1億2,000万台と昨年時点予測のそれぞれ1億4,000万台、1億台から上方修正した。
蔡執行長は、同社の5G対応ハイエンドチップ「天璣(Dimensity)1000」、ミドルエンドチップ「天璣800」を搭載したスマホがそれぞれ第1、2四半期に発売され、第3四半期にはより規模の大きい市場向けの5Gチップをリリースすると明らかにした。同社の5Gチップ搭載スマホは中国、韓国、欧米などで発売される見通しだ。
また蔡執行長は、新型コロナウイルス感染拡大で世界経済の不確実性が増しているが、今年通年の業績への影響は抑えられるとの見方を示した。
同社が7日発表した2019年純利益は232億400万台湾元(約850億円)で前年比11.7%増加した。
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