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太平洋海底ケーブルPLCN、台湾接続部分の供用を申請


ニュース 電子 作成日:2020年2月10日_記事番号:T00088181

太平洋海底ケーブルPLCN、台湾接続部分の供用を申請

 米グーグル、フェイスブック(FB)と中国の鵬博士電信伝媒集団が出資する太平洋横断海底ケーブル計画「パシフィック・ライト・ケーブル・ネットワーク(PLCN)」はこのほど、米政府がケーブルを香港に上陸させることに反対したことを受け、中国本土と香港への接続を断念し、台湾とフィリピンへの接続部分について、米連邦通信委員会(FCC)に供用開始を求める文書を提出したもようだ。9日付工商時報が米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)を引用し伝えた。

 WSJによれば、米国防総省、国土安全保障省、司法省がPLCNによるロサンゼルスと香港を結ぶ当初計画に難色を示し、PLCNは香港以外の上陸地を検討しているという。

 過去の報道では、PLCNは投資額3億米ドルで、容量120テラビット毎秒(Tbps)、全長1万2,900キロメートルの海底ケーブルを整備する計画だった。ただ、昨年に香港でいわゆる「反送中デモ」が起きる中、鵬博士と中国政府の密接な関係が問題となり、米国はPLCNの計画を認可しない方針に傾いたとみられる。