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鴻海と裕隆集団、EV開発で合弁設立へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年2月10日_記事番号:T00088184

鴻海と裕隆集団、EV開発で合弁設立へ

 鴻海精密工業は7日、自動車大手、裕隆集団と完成車の設計・研究開発(R&D)を手掛ける合弁会社を設立すると発表した。鴻海は1月、自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と電気自動車(EV)の開発・製造を手掛ける合弁会社を設立すると発表していた。裕隆集団との合弁会社がEVの設計・開発・テストを、FCAとの合弁会社が製造を担当し、FCAブランドで世界市場で販売するとみられる。8日付経済日報が報じた。

 裕隆集団との合弁会社の資本金は155億7,600万台湾元(約570億円)。うち鴻海精密工業が51%、裕隆集団が49%出資する。

 鴻海の劉揚偉董事長は、裕隆集団傘下の華創車電技術中心(HAITEC)が持つ開発力を活用することで、EV市場への参入を加速できると説明した。

 劉董事長は先月、FCAと今年半ばに契約し、2022年に稼働予定と明らかにしていた。