ニュース 電子 作成日:2020年2月11日_記事番号:T00088209
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した1月連結売上高は前月比0.4%増、前年同月比32.8%増の1,036億8,300万台湾元(約3,800億円)だった。第5世代移動通信(5G)や高性能計算(HPC)関連の高い需要が理由だ。11日付工商時報が報じた。
同社は10日、中国の上海市松江工場と江蘇省南京工場で全面的に生産を再開した。同社は、主要な生産拠点は台湾にあり、顧客からの受注は減少していないと指摘した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、中国市場の末端製品の需要が急減すると予想されているが、半導体サプライチェーンは稼働を続けており、影響は小さいとみられる。
同社の第1四半期売上高は102億~103億米ドル、台湾元換算では3,049億8,000万~3,079億7,000万元と、前期比2.9~3.9%減となる見通しだ。7ナノメートル製造プロセス製品の上半期の受注は既に満杯で、5ナノ製品は第2四半期以降量産を開始する。
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