ニュース 電子 作成日:2020年2月11日_記事番号:T00088213
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が10日発表した1月連結売上高は154億9,100万台湾元(約570億円)で、前月比25.2%減、前年同月比28.1%減だった。世界金融危機の影響を受けた2009年以来、過去11年で最低となった。春節(旧正月、20年は1月25日)連休により稼働日数が減少し、出荷枚数は前月比3割以上減少した。11日付経済日報などが報じた。
AUOの1月の大型パネル出荷枚数は613万枚で前月比31.8%減、中小型パネル出荷枚数は862万枚以上で35.7%減だった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中国のパネルメーカーは原材料不足で供給が滞る見通しだ。2月のパネル価格は全面的に5米ドル上昇しそうだ。3月も価格上昇が続き、生産コストを上回ることが予想され、第1四半期は純損失の縮小が期待される。
なお、AUOはパネル生産の前工程の多くを台湾で行っているため、新型コロナウイルス感染拡大の大きな影響はない。中国の江蘇省蘇州市や昆山市、福建省アモイ市の工場は春節連休中やその後も稼働を継続している。
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