ニュース 商業・サービス 作成日:2020年2月12日_記事番号:T00088240
ケーブルテレビ(CATV)の大豊有線電視(dmg)の筆頭株主である戴永輝氏は11日、業界3位の台湾寛頻通訊顧問(TBC)の株式を100%保有する投資信託ファンドを管理するダイナミ・ビジョンの株式65%を、鴻海精密工業グループ副総裁兼亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)董事長の呂芳銘氏から取得すると明らかにした。戴氏はTBCの経営権を得ることになる。12日付工商時報が報じた。
両者は今回の株式取引額を明かさなかったが、市場では10億台湾元(約36億7,000万円)以上とみられている。呂氏の出資比率は35%に下がる。
なお、戴氏は一族が出資する持ち株会社と合わせてdmgの株式の約61%を保有している。
国家通訊伝播委員会(NCC)よると、dmgの契約戸数は23万戸、TBCは68万戸で計91万戸。業界首位の中嘉網路(チャイナ・ネットワーク・システムズ、CNS)は112万戸、2位の凱擘(kbro)は101万戸。
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