ニュース 運輸 作成日:2020年2月13日_記事番号:T00088262
桃園国際空港の第3ターミナル建設について、運営会社の桃園国際機場公司が12日に交通部に提出した修正計画によると、2024年末まで工期を1年延長し、総予算を従来の約780億台湾元(約2,860億円)から100億元余り上乗せする。同ターミナルの設計や建設コストを見直したためだ。13日付工商時報が報じた。
王明徳董事長は、ターミナルの設計について設計チームにガラス製天窓の採用を取りやめるなど簡略化するよう要求したと説明。一部の部材や工賃が値上がりする中、建設業者は利益が出ないと判断して応札しない可能性を考慮し、総予算を約100億元追加する考えを示した。
業界関係者は、台湾の建設業界は深刻な人手不足で、第3ターミナル建設には1日当たり4,000~5,000人の労働力を要する上、賃金も高止まりしていると指摘。東南アジアの建設会社に入札を開放し、外国人労働者の雇用枠を拡大すべきと提言した。
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