ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年2月13日_記事番号:T00088271
フォード車製造・販売の福特六和汽車(フォード六和モーター)は、2月より小型車「フィエスタ」と中型セダン「エスコート」の台湾生産・販売を終了した。業界関係者は、安全基準や環境規制の厳格化に伴う生産コスト上昇や、輸入小型車との競争激化が理由と指摘した。13日付工商時報が報じた。
同社は2017年、台湾での生産拡大に5年間で40億台湾元(約147億円)投資する計画を表明し、その中核となる車種としてエスコートの生産・販売を開始したが、わずか2年での終了となった。台湾生産車として生産期間が最も短かった。
同社は今後について、台湾生産車の残りの2車種、セダン「フォーカス」とスポーツ用多目的車(SUV)「クーガ」に注力すると説明した。昨年3月発売のフォーカス第4世代モデルは販売好調で、同社の昨年の新車販売台数約2万台のうち、1万1,000台を占めた。クーガは今年第2四半期にモデルチェンジを行う。
今年上半期には、同2車種や日産マーチなど5車種以上の台湾生産が終了する予定だ。
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