ニュース 電子 作成日:2020年2月21日_記事番号:T00088430
鴻海精密工業は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国の主要工場の春節(旧正月)連休明けの従業員復帰が遅れており、通年の売上高に打撃となると説明した。ただ、同社は業績予想を発表しておらず、市場の予測に対してもコメントしないとした。21日付経済日報などが報じた。
これに先立ち証券会社は、スマートフォンや関連サプライヤーが中国の都市の封鎖措置や物流制限で影響を受けていることから、鴻海の第1四半期売上高は前期比45%減、前年同期比5%減と予測していた。
鴻海の中国工場は、同社全体の生産能力の75%を占めるとされる。主に海外向けに生産しており、中国での売上高構成比は3割未満のようだ。
鴻海は、ベトナム、インド、メキシコなど中国以外の海外工場では依然フル稼働で、一部の生産能力拡大計画も進めていると説明した。
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