ニュース 電子 作成日:2020年3月5日_記事番号:T00088658
チップ抵抗器世界2位の厚声電子工業(ユニロイヤル・エレクトロニクス)は1日から、販売業者に対する供給価格を40%引き上げた。中国で新型コロナウイルスの感染拡大を受け停止していた電子メーカーの稼働再開により、生産ライン稼働率が上昇して需要が増えたことが主因だ。5日付工商時報が報じた。
電子メーカーの稼働率上昇に伴い、中国ではここ1週間で受動部品の販売業者が相次いで業務を再開した。同部品の輸入業者の在庫水準は春節(旧正月)前の時点で大幅に低下しており、現在、一時的に深刻な供給不足が生じている。
これまでにチップ抵抗器最大手の国巨(ヤゲオ)と3位の旺詮(ラレック・エレクトロニック)が60%の値上げを実施していた。ユニロイヤルの上げ幅はこれを下回るものの、同社としては過去最大だ。
市場調査会社によると、ユニロイヤルの月産能力は約600億個とヤゲオの約半分。うち海外の主要生産拠点、タイ工場の月産能力は150億個だ。
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