ニュース 金融 作成日:2020年3月6日_記事番号:T00088698
中央銀行(中銀)が5日発表した2月末時点の外貨準備高は4,796億8,000万米ドルで、前月比5億4,900万米ドル増加し、9カ月連続で過去最高を更新した。外貨の投資運用益が要因だ。6日付自由時報が報じた。
外貨準備は米ドルが6~7割を占め、その他は▽ユーロ▽人民元▽日本円▽英国ポンド▽オーストラリアドル──の順に多い。2月は米ドル指数が0.76%上昇。対米ドルでのレートは▽ユーロ、0.96%下落▽人民元、1.23%下落▽日本円、0.94%下落▽英国ポンド、1.57%下落▽オーストラリアドル、2.19%下落──と軒並み下落したが、投資運用益がこの影響を上回った。
海外投資家が保有する台湾の株式、債券、台湾元建て預金の残高は計4,204億米ドルと、前月より144億米ドル減少した。外貨準備高に占める割合は88%へと3ポイント下落した。台湾株式市場の加権指数が203ポイント、1.76%下落したことが主因だ。
台湾の2月末の外貨準備高は、世界主要国・地域で5位だった。上位は▽中国、3兆1,155億米ドル(1月末)▽日本、1兆2,725億米ドル(1月末)▽スイス、7,913億米ドル(1月末)▽サウジアラビア、4,906億米ドル(1月末)──だった。韓国の3,983億米ドル(2月末)は上回った。
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