ニュース 電子 作成日:2020年3月16日_記事番号:T00088842
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は第2四半期に量産開始予定の5ナノメートル製造プロセスの受注が年末まで満杯となっている。16日付工商時報が報じた。
設備業者によると、TSMCの5ナノは▽アップルの「A14」プロセッサー▽海思半導体(ハイシリコン)のスマートフォン用チップ「麒麟(Kirin)1020」▽クアルコムの第5世代移動通信(5G)対応モデムチップ「スナップドラゴンX60」と5Gスマホ用チップ「スナップドラゴン865」──などを受注している。
また、▽インテル▽エヌビディア▽アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)▽ブロードコム▽聯発科技(メディアテック)──などもTSMCの5ナノ採用製品が来年テープアウト(設計完了)し、量産入りする予定で、TSMCの5ナノは来年上半期まで受注見通しが立っている。
TSMCの5ナノ工場は第1、2期が完成しており、月産能力は各3万枚。第3期工場は来年量産予定で、5ナノ年産能力は来年末に100万枚以上に達する見通しだ。
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