ニュース その他分野 作成日:2020年3月23日_記事番号:T00088997
国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)が20日発表した3月の国民経済信心調査(庶民指標)によると、過去半年間と現在を比べた景気現況楽観指数はマイナス57.8ポイントで前月比39.5ポイント下落、今後半年の景気見通しを示す景気展望楽観指数はマイナス47.9ポイントで20ポイント下落した。景気展望楽観指数は過去7年9カ月で最低を記録した。新型コロナウイルスの感染が全世界へ拡大する中、市民の景気見通しが大幅に悪化している。21日付工商時報が報じた。
今後半年間に株式市場が上昇する予測と下落する予測の差による株式市場楽観指数は、マイナス41.2ポイントと、前月比9.9ポイント下落し、2011年3月の調査開始以来で、最も低かった。
国泰金の調査によると、市民の20年の域内総生産(GDP)成長率予測は平均2.2%で、全体の68%が「2%以上」と回答した。中央銀行(中銀)は19日、20年のGDP成長率を1.92%と予測していた。
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