ニュース 電子 作成日:2020年3月26日_記事番号:T00089059
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界最大手、日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)は25日、中国の国家市場監督管理総局反壟断(独占禁止)局(旧商務部反壟断局)から、日月光半導体製造(ASE)と矽品精密工業(SPIL)の経営統合計画の認可条件として課せられていた規制が解除されたと発表した。26日付経済日報が報じた。
ASEHは、規制解除により、ASEとSPILはさらに緊密な提携が可能になり、ASEHの経営効果と研究開発(R&D)力が高まると説明した。
業界関係者は、ASEとSPILは▽R&D▽営業▽生産▽財務▽調達──などの統合を進めやすくなり、重複投資を避けられると指摘。また、世界最先端かつ最大の生産力を強みに受注も有利になると予想した。
ASEとSPILは2016年6月に持ち株会社設立による経営統合を発表。17年11月に旧商務部反壟断局から、2年間は双方が経営の独立性を保つという条件付きで経営統合計画が認可されていた。
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