ニュース 運輸 作成日:2020年3月26日_記事番号:T00089070
桃園国際空港の第3滑走路建設計画が25日、行政院環境保護署(環保署)の環境影響評価審査委員会大会(環評大会)を通過した。26日付自由時報が報じた。
第3滑走路の建設は、桃園空港の航空機の発着数が増え、既に限界を超えているために計画され、周辺の再開発「桃園航空城」の中核を占めている。第3滑走路の用地面積は723ヘクタールで、現在同地に戸籍を置く3,344世帯8,973人を立ち退かせる必要がある。
このため環評大会で桃園空港の運営会社、桃園国際機場公司は、立ち退き対象者向け住宅の建設や損失の補償などを行うと説明した。
また第3滑走路の建設予定地は台湾中油(CPC)のオイルタンク施設から350メートルしか離れていないため、航空機が衝突する危険性が議論された。環境影響評価審査委員会は、開発機関が事故防止策を講じ、桃園国際機場公司も少なくとも年1回、事故に備えた訓練を実施するという条件付きで環評大会通過に同意した。
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