ニュース 電子 作成日:2020年3月30日_記事番号:T00089120
半導体商社の文曄科技(WTマイクロエレクトロニクス)は27日の株主総会で、1億7,000万株を上限とする新株発行による増資が承認された。株式総数を増やし、同業大手、大聯大投資控股(WPGホールディングス)の持ち株比率の希薄化を狙う。28日付経済日報などが伝えた。
WTの株主総会は、マスク着用、体温測定、座席間隔を開けるなど、新型コロナウイルス感染予防対策が取られた中、約100人の規模で開催された(27日=中央社)
WPGはWTへの敵対的株式公開買い付け(TOB)で、1月30日までにWTの発行済み株式の30%を取得していた。WTはWPGが反対票を投じられないよう、株主総会の開催日を大幅に早めたとされる。
WTの鄭文宗董事長は、WPGは競合相手だと表明した。また、増資により負債比率は昨年の約77%から70%未満に下がり、資本構造を改善できると説明した。
鄭董事長はさらに、IC設計の祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)との1億7,100万株の株式交換による戦略提携は中長期な発展を考慮してのもので、今回の増資計画とは別件と説明した。
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