ニュース 商業・サービス 作成日:2020年3月30日_記事番号:T00089132
家電量販大手、燦坤グループの旅行会社、燦星国際旅行社(スタートラベル)は27日、親会社の燦星網通が、ヨットクラブを手掛ける亜果遊艇集団(アルゴ)の侯佑霖董事長らが実施するスタートラベルに対する株式公開買い付け(TOB)に応じると発表した。スタートラベルは5年連続で赤字を計上しており、燦星網通は経営不振や経営環境の変化が出資引き揚げの理由と説明した。28日付経済日報が報じた。
燦星網通は、スタートラベル株の53.175%を売却する。取引額は約5,000万台湾元(約1億7,800万円)となる見通し。
2003年創業のスタートラベルは、台湾におけるインターネット販売を主力とする旅行会社の先駆けで、中国、日本、韓国行きツアーの販売を主に手掛けていた。しかし近年の競争激化や個人旅行増加に加え、最近の新型コロナウイルス感染拡大による日中韓ツアーへの打撃で、業績が急落していた。
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