ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年3月31日_記事番号:T00089150
電炉メーカー大手の豊興鋼鉄は30日、今週の台湾域内向け価格を発表し、鉄筋価格を1トン当たり1万4,300台湾元(約5万1,200円)へと500元(3.37%)引き下げた。下げ幅は過去7週で最大。31日付工商時報が報じた。
豊興鋼鉄は、先週も原料の鉄スクラップの国際価格が下落したためと説明。鉄筋価格の値下げにより、川下顧客からの在庫補充が期待できるとした。
一方、鉄スクラップ買い取り価格は1トン当たり6,100元、形鋼の販売価格は2万400元を維持した。
ステンレス大手、2割減産
ステンレス大手の唐栄鉄工廠は同日、300系の熱延、冷延ステンレス製品の4月域内価格を1トン当たり2,000元引き下げた。輸出価格は80米ドル引き下げた。
唐栄鉄工廠の張仲傑総経理は、新型コロナウイルス感染拡大により多くの国で都市が封鎖された影響で、外需が激減し、台湾域内の受注も厳しいと説明。4月は約2割減産する予定で、同月の出荷量は1万5,000~1万6,000トンが目標と明らかにした。
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