ニュース 政治 作成日:2020年3月31日_記事番号:T00089161
新型コロナウイルスの感染が世界的に広がる中、世界保健機関(WHO)の幹部が香港メディアとのビデオ通話によるインタビューで、台湾のWHO参加受け入れを検討するかとの質問への回答を避け、通話を切断したことに批判が集まっている。31日付自由時報が報じた。
蔡英文総統(右)は、台湾は世界各国・地域と助け合い、防疫体制を強化していくことができると訴えた(30日=中央社)
同インタビューでは幹部が質問に対し「聞こえなかった。次の質問を」と故意に回答を避け、記者が質問を繰り返すと通話を切断し、その後「中国は感染対策でうまくやっている」などと答えた。
これについて、リック・スコット米上院議員(共和党)がツイッターで「恥ずべき対応だ。WHOはますます中国共産党の駒になってきている」と投稿するなど多くの批判が集まり、WHOは29日、「台湾の参加資格を決めるのはWHO加盟国であり、WHOの職員ではない。WHOは台湾の衛生当局を含め各地の教訓を聞き取り、世界中に共有している」との声明を発表した。
外交部は30日、WHOの声明は一部事実と異なるとして遺憾を表明し、中立な立場で台湾の完全な形での参加を支援してほしいと訴えた。
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