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作成日：2008年7月18日_記事番号：T00008917
宏遠証券、香港を中国への前線基地に
行政院金融監督管理委員会（金管会）が証券会社の中国進出に関する規制緩和を検討する中、宏遠証券は昨年３月に香港に子会社を設立し、昨年末に営業免許を取得した。同社は香港で業務を正式に開始する一方、香港を中国進出の前線基地にしたい構えだ。18日付経済日報が伝えた。
同社関係者は「中台間の証券金融市場は開放が見込まれるが、関連法規は現在政府部内で検討されている段階だ。法律が固まらない状況なので、現在は同業他社の動きを観察している」と述べた。
証券・投信業界では最近、香港子会社を通じた中国業務拡大に加え、中国に設置済みの駐在員事務所を子会社に格上げすることで、中国市場の攻略を図る方向で準備している。
